| 日付 | 白血球数 |
日記 |
| 平成13年 2月8日 |
入院の目的は、IFN自己注射の教育＆副作用対策。妻と一緒に10時に病院へ。 気分もいつもと変わらないが、寝巻きに着替えると病人らしくなるもんだ。 病室は4人部屋。うち2人は中年男性。もう一人は二十歳くらいの若者。みんな血液疾患。 |
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| 2月9日 | 3,800 |
朝６時過ぎに採血。早いのね。 それから、採尿。 マルクのための心の準備しておいたのに、週明けに変更になった。連休前にいやなことは、済ませておきたかったが仕方ない。 お昼頃、主治医が来て帰ってよいとのこと。さっさと支度して帰宅。 |
| 2月10日 | 電気屋にデジカメを買いに行く。5万円くらいの出費。 入院生活を記録しようっと。 |
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| 2月11日 |
京都へ出かける。今日は結婚記念日。 金閣、竜安寺（石庭が有名らしい）行って、嵐山で湯どうふを食べた。 |
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| 2月12日 | パソコンいじっているうちに病院へ行く時間になってしまった。夜7時前に病院へ戻る。 | |
| 2月13日 | 11時過ぎからマルク。寝起きしているベットでやるのか・・・。予想外。 4回も吸引された。（吸引するとき痛い！！） 胸骨にマルク針をねじ込むのは力が要りそうで、担当医が若い女医さんということもあり、若干不安を抱いたが、前回より痛みがなく一安心。 |
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| 2月14日 | 今日からINF。3時ごろ先生が打ってくれたが、思ったほど痛くはない。なんだ、楽勝じゃん。これなら自分でするのも簡単だ。なんて思っていたら、苦しみはこれからだった。夕方5時半からすごい寒気でベットまでガタガタゆれる。熱も40度を超え、コリャ苦しい。毎日これじゃたまらんな。でも、苦しいのは発熱後2時間ぐらいであることが判明。その後は解熱剤のお陰か楽になった。
夕方、妻がチョコレート持って（そうか、今日はバレンタインデーか！）来てくれた。元気な顔を見せねばと思っていたが、ちょっと無理。 |
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| 2月15日 | 朝起きてもだるさが抜けていない。熱は37度ぐらい。 こんな状態が改善されることなくつづくようならば、退院して以前のように仕事なんてできるんだろうか。心配であるが、それは今後の経過と気持ち次第なのだろう。 午前中にエコーの検査。胆のう、肝臓、すい臓、腎臓は至ってきれいだそうだ。脾臓も基準値範囲内の大きさ。 今健康診断受けたら白血病だなんてわからんだろうな。 今日は主治医が外出のため、違う先生がＩＦＮを打ってくれるといっていたが、またまた、若い女医さんだった。 そりゃ、むさくるしい男（ウソです；；）より女医さんがしてくれた方が良いに決まっている。 発熱は昨日より遅く、6時半くらい。ピーク温度も38.4度。 |
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| 2月16日 | 今日は初の自分で注射する日。早く家に帰りたいならば、ビビッてる場合ではない。思ったより簡単だし、痛くない。これなら平気だ。先生にもほめられた。
今日の発熱はさらに遅く、9時過ぎくらいから。38.3度まで上がっていたが、測るまで熱は無いと思っていた。風邪の発熱より楽。 |
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| 2月17日 | 2,800 | 採血の結果、白血球が下がりすぎ。 IFNが良く効いているようです。異常染色体が改善しているかの結論は、まだ先の話なんでしょうが・・・とりあえずgoodでしょ。 で、注射は明後日まで延期。ということは・・・、ここにいても仕方ないから外泊許可もらおう。 帰ってしたいこと。それは酒。でしょ。 |
| 2月18日 | 今日は、妻とプレママ・パパ育児教室に参加。沢山いるのに驚き。先生の話にメモをとるプレパパもいた。メモをとる内容があるとは思えなかったが・・・。赤ちゃんの人形を沐浴させたり、オムツの替え方とか、先生がやって見せてくれる。 「先生のする模範の沐浴をよく見てください」とマイクで説明しているのを聞いて、てっきり先生が沐浴するのかと思い、二人で爆笑していた。不真面目だったのはウチら二人だけだったみたい。その後、居眠りしているうちに終わってしまった・・・。ごめんなさい・・・。 ま、産まれれば何とかなるよね？ |
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| 2月19日 | 4,000 | この間のマルクの結果は発病当時と大差なしだそうだ。そりゃそうだろな。二日のインターバルで白血球数は4000。低く押さえた方が経過良好のことが多いらしいから安心。 今日、主治医から、新薬STI-571の話があった。海外の治験の結果ではIFNとの併用で非常に効果が出ているらしく、日本での認可も思ったより早いかもとのこと。これは朗報だ。 |
| 2月23日 | 明日待望の退院だ。大したことしてないのに結構長い間入院していたな。 |