子連れイタリア旅行記

2002年8/9(金)〜16(金)までイタリアへ旅行。ミラノに入ってフィレンツェへ。目的は、ビステッカアラフィオレンティーナを食べること。カミさんは、美術館にも行きたいみたい。

日付 天気 行程  
8/9
 (金)

大阪
/

ミラノ


(8:00)

市バス

OCAT

シャトルバス

関空
(14:35発)

/

マルペンザ空港
(19:46着)
(20:45発)

バス

ミラノ中央駅
(21:50着)

徒歩

ヒルトンホテル
(22:00着)

朝起きたら、久々の雨。しかし、家を出るときはあがっていた。
 
 空港のMS銀行で40,000円ほど両替。(U銀:124円/ユーロ、MS銀:121円/ユーロ)
 
 飛行機はジャンボじゃないよ。大丈夫なのかな。ゆれないかちょっと心配。
予定より4時間遅れで出発。
 
 座席は、機内中央のスクリーン前で、しかも隣は空席にしてもらった。なかなか気が利くよ→アリタリア航空。
 しかし、スクリーン前ということで足元のゆとりは結構あるが、トイレがすぐ横。食事後はかなりうるさいかもと思っていたが的中。

 娘は足元に寝かせる予定だったが離陸直後から絶好調で興奮気味。
 泣き叫ぶこともほとんどなく、我娘ながら関心だ。しかし、元気が良過ぎて寝ないため、こっちは結構つらい。結局、13時間のフライトで彼女が寝たのは1時間程度だったのではないだろうか。


             

 

                                  ----↓ミラノ↓----

 
イタリアとは時差7時間。向こうの時間で20時前に到着。
 関空で預けたベビーカーが受取場所から出てこず、あせる。壊れやすいものは別の場所から運ばれてくることを知る。

 さて、ここからミラノ市外まで、電車か、バス、タクシーかだが、バスが安くて便利みたいだ。チケットの買い方もわからないので、とりあえずバス乗り場へ。直接バスの外にたむろしてるオヤジに料金を渡せばOKだった。難なく、ミラノ中央駅に到着。

 この時期はバカンスだから、町自体閑散としていて駅周辺も人はまばら。が、治安が悪いとも聞いていたので、夜だしちょっと怖いな。駅から数分のはずのホテルの位置もよくわからないしな。結局、犬の散歩をしているオヤジに道を聞いてホテルに到着。

 今日はとにかく疲れたの一言。
 風呂に入り、高いはずの備付冷蔵庫に入っているビールを飲んで早々に寝る。しかし、なぜか娘は終始元気でなかなか寝ない。 

8/10
(土)

ヒルトンホテル
(8:00)

徒歩

ミラノ中央駅
(11:10発)

電車

S.M.N.駅(フィレンツェ)
(14:00着)

徒歩

クローチェディマルタホテル
(1430着)

 6時に目が覚める。6時半に朝食。普段朝食はとらないが、珍しく腹が減っているので、アメリカンスタイルの朝食をたらふく食べたのでついでにグリベックを飲むことにした。 

 ホテルを8:00にチェックアウトし、フィレンツェに向けて出発。電車で行くので、まず、中央駅に向かい、切符を買わなければならない。駅までは人もまばらで、電車なんてガラガラだろうとたかをくくっていたが、甘かった。駅は人だらけで、新宿(というより上野かな)なみだよ。この駅はヨーロッパ各地の中継点のひとつみたいだ。 

 切符購入の窓口で、10:00発のフィレンツェ行きの切符を予約しようと思ったが、窓口のおばさんには英語が通じず買えなかった。で、隣に並んで再チャレンジ。オヤジ曰く、どうやら10時過ぎの電車は満員とのこと。でも、切符買わなくても乗ってしまえば大丈夫だとも言っている。日本と違っていい加減なもんだ。でも怪しいのでまた違う窓口に行くと、11:00発なら予約可能とのこと。やっとのことで切符購入成功。

 電車は狭く、スーツケースを持っているとなかなか身動きが取れない。それに、自分たちの席に人が座っているよ。チケットを見せるとブツブツいいながらどいてくれたが、窓口のオヤジが言っていたことがちょっとわかったような気がする。で、2×2人の4人席で、隣りは若い地元のお姉ちゃん。娘のおかげで、チョコレートビスケットをもらう。
 ちょっと前まで、人見知りが激しかったのに、最近はニコニコしながらバイバイするようになった。可愛がってもらうコツを覚えたみたい。
 しかし、この電車は揺れるな。山道ということもあり、ちょっと酔った。


        ----↓フィレンツェ↓----

 
14時に定刻どおりフィレンツェのS.M.N(サンタマリアノッベラ)駅に到着。こちらも雨。肌寒い。
 ホテルまでは歩いて15分くらい。部屋は昔風の造りで、窓が大きく、置いてある家具も古くていい感じ。(カミさんの知り合いが紹介してくれたホテル。よい部屋を安く泊まれることができて感謝です)

 雨だが、折角だからホテルに傘を借りて、ぶらぶらする。どうやら街自体は小さいみたいで、結構あっという間に回れてしまいそうだ。3時間ぐらい歩いたが、数箇所の観光スポットを見ることができた。
 
 初のフィレンツェ。街のつくりが昔ながらで、全体がレンガ色。さしずめ日本の京都というところか。
 

8/11
(日)
フィレンツェ泊  
  フィレンツェ泊  サンマルコ広場の美術館へ向かうが休館日。
 で、仕方ないので市場に行ってみる。パルメザンチーズ、ゴルゴンゾーラチーズ、生ハム、乾燥ポルッチーニとパスタを購入。
 
チーズを買おうとしてたとき、昨日の夕食で隣にいたフランス人の夫婦と遭遇。娘がちょっかい出されてたせいで、記憶にあった。良くわからんが、パルメジャーノは美味いようなことを身振り手振りで言ってたようだった。
 確かに安いし、切出した石のような感じで売ってた。でも、日本で買ったら多分3倍ぐらいはするのではないだろうか。

 ご機嫌斜めな娘にチュッパチャプスを与え黙らせる。 


 その後、共和国広場へ行きジェラートを食べる。うわさどおりなかなか美味いですな。

 自分はこういうのを食べるとすぐ腹にくるから、一口だけ。
 好物ではあるが、知らない土地ではどこにトイレがあるかわからないからな。

 

 

 


 夕食は、昨日の昼に行ってすごく美味しかったレストランへ。
 19時開店直後を狙っていくが、まだ開いてなくて、しばらく待つ。で、一番乗りで入店。昨日は濡れてて座れなかった中庭に席を案内してもらい、今回、自分の目的のひとつであるビステッカアラフィオレンティーナ(フィレンツェ風ステーキ)と、赤ワインを注文。娘は温野菜とほうれん草の炒め物。ステーキはTボーンで、キアーナ牛だと最高といわれているが、自分がキアーナ牛だと思えばそうなのだろう。一皿1kgくらいあるんじゃないかと思うくらい大きい。が、ジューシーで香ばしくて非常に美味しい。日本の霜降りも美味いけど、全く別の食い物である。ペロッと食べてしまった。病人とは思えない食欲だよねぇ。

8/13
(火)
フィレンツェ泊  S.M.N駅からバスに乗ってピッティ宮へ行く。降りる停留所がわからず、バス停2つ分歩いて戻る羽目になる。
 ここには美術館があり、有名な絵がたくさんあるらしい。(自分には今一ピンとこないが・・・)
 
 で、ボーボリ公園という綺麗な公園が付属している。大変綺麗な公園だが、砂利道だし、アップダウンがあってベビーカーは結構しんどかった。
8/14
(水)
クローチェディマルタホテル
(10:00)

徒歩

S.M.N駅
(11:25発)

ユーロスター

ミラノ中央駅
(14:00着)

徒歩

ヒルトンホテル
(14:15)

 ユーロスターでミラノへ。フィレンツェ−ミラノ間は300km程度で所要時間は2.5時間くらい。途中、ボローニャ、パルマ(ハム、中田で有名?)を通る。ボローニャで乗換えればベネツィアへいけるみたいだ。

 14:00にミラノ中央駅に到着し、行きと同じホテルへ。荷物を置いて、地下鉄でドゥオモ(大聖堂)に向かう。正面は、工事中で足場が組んであった。

 バカンスの時期ということもあって、ミラノ市街の店は軒並み休み。開いてるレストランで食事。ミラノ風リゾット(サフランが入ったチーズ味のリゾット)とアーティチョークのリゾットを注文。前者はすごく美味かった。
 
 娘は店員に気に入られ、ちょっかいをだされている。イタリアの人は、子供好きの人が多いようだ。可愛がり方も日本とはちょっと違っており、こねくり回して可愛がる。いっぱい触ってくれるのは嬉しいことだ。

8/15
(木)
ヒルトンホテル
(10:00)
チェントラーレ駅

地下鉄

カドルナ駅

マルペンザ
エクスプレス


マルペンザ空港
(14:35発)

/

 ホテルを10時にチェックアウトして空港に向かう。天気は晴れなので、車窓からアルプスが見えるかなと期待したが無理だった。

  帰りの飛行機の中は、娘はさすがに疲れたみたいで、行きとは違い、ほとんど寝ててくれて助かった。

8/16
(金)

ミラノ
/

大阪

関西国際空港
(10:15着)

シャトルバス

OCAT
(11:45着)

市バス

自宅
(12:30着)

 無事に関空に到着。
まずは暑いな。帰って来たという感じだ。

 段あまり感じないが、やはり日本は湿気が多いな。
 風呂入って、飯食って、夕方6時まで睡眠。

フィレンツェは治安もいいし、街は小さくて見て歩くのも楽だし、子供連れ旅行者にお奨め。
 石畳でベビーカーが使えないかもと思っていたが、全然平気。街はベビーカーだらけでした。
 ドゥオモの広場で、スイス人の絵描き(ドドさん)に娘の絵を描いてもらう。
イタリアだからといって、食い物がどこでも美味しいわけではなく、会社の食堂並みのシロモノにも遭遇した。
お奨めのレストランは、13goppiというレストランのビステッカアラフィオレンティーナと牛肉の炭火焼ルッコラ添え。肉が好きな人だったら絶対うなります。ハウスワインは水みたいに安かったが、俺でもわかるくらい不味いから、行くんだったら別途適当なワインを頼んだほうが良いと思う。

注:外人と交渉したのはいかにも自分のように書いてますが、実は私は英語がしゃべれません。すぐオブジェと化してしまいます。全部カミさんがやってくれました;;。

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