◆日記8 (平成14年4月11日〜)

日付 白血球数 日記
4月11日 4000 今日は、通院日。グリベック投与3ヶ月後のマルクの結果が出た。投与前の異常遺伝子の割合は80%、今回の検査では20%まで減少。良く効いているようだ。8〜9ヶ月ほどたたないとわからないという薬剤メーカーの見解らしいので、後数ヶ月で0%になるのを望むばかりである。
4月12日   部署の歓迎会。会費は、5000円だが、歓迎される人間(自分と他1名)はタダ。ご馳走様でした。でも、金払って飲んだ方が気が楽だな。仕事の島がちょっと変わっただけだし、数年前にいた部署だしな・・・。
4月20日   通院している病院で、血液疾患の患者の会があったので、家族で参加してみた。他の病院の患者さんもたくさん参加しているみたいだった。
以前、ルークトークのオフ会に参加させていただいたときはアットホームな感じでビール飲みながらだったから、今回もそんなもんかなと思って娘とカミさんを連れて行ったが、プロジェクターを使った先生の講演とか、さすがに娘はカミさんに連れられて即退場。時折、外の廊下から奇声が聞こえてきた。
公演の内容は、最新のグリーベックの情報と、再生医療の話だった。特にグリーベックの最近の成績については参考になる話だった。
 その後、懇親会があったが、やはりグリーベックを服用している患者さんの興味は、今は効き目良くても、今後どうなるのかということのようだ。しかし、この答えは医者にすらわからない。最新の統計結果から見ると、IFNに比べると、異常遺伝子が消える確率は高いようだが、先生が言うには、グリーベックを飲んでて異常遺伝子が消えた状態が続いていても、急性転化しないという確証はどこにもないとのこと。IFN、ハイドレアとがそうであったように、新薬の効き目というのはそれを使う患者自らが、長い時間をかけて立証していくしかないんだなと思った。
4月25日 3500 今日は通院日。
いつもどうり、採血して結果をチェックして薬をもらうだけ。最近は触診もなし。
主治医がかわり、予約時間に診てもらえるので仕事のある身としてはありがたい。
それと、娘の誕生日でもある。やっと1歳。髪も増えてだいぶ子供らしくなってきた。お祝いは今度の土日にやる予定。

 

4月27日   注文してあったアルミホイールが入荷したとのことで、早速タイヤ屋さんへ行った。近所の小さなタイヤ屋さんだが、量販店よりも安かったし、エアコンの掃除をタダでやってくれたし、窒素ガス入れてくれたし、サービスが良かった。    
4月28日   ケーキの上にロウソク1本。消すのも親、食べるのも親。
5月1日   環境計量士の試験も終わったし、折角勉強する癖がついたから何かやろうかと考えていたが、技術士(化学or環境部門)取得を目指すことにしようっと。会社にも技術士(建設部門)の人は結構いるけど、環境部門はまだいないみたいだし。ま、5年計画ぐらいで考えよーっと。
筋書きでは今年10月の1次試験を化学で合格し、2次試験までに環境の勉強をして環境部門で受験。環境は仕事である程度関係あるが、現在、正直なところ知識ゼロに近い・・・。
早速、梅田の本屋に行って参考書を物色。でも、この資格のための参考書って存在しないみたい。とりあえず、過去問題と、化学の本2冊と、環境白書と、環境の基礎知識の本を購入。高かった・・・。
5月2日   娘にかじられた・・・。昨日、折角買ってきた環境の本、寝ながら読んでてそのまま朝になってみてみると、無残にもボロボロ・・・。やられた・・。



で、和歌山のポルトヨーロッパに出発。ずいぶん前に慰安旅行で行ったことがあったが、個人的にはディズニーランドより好き。ミッキーなどの着ぐるみとは一味違う、なんだかよくわからないキャラクターを見ると、つい握手をして”ご苦労様”と声をかけたくなってしまう。今回は娘がいるから観覧車だけだったが、ここのお化け屋敷は、ホントに怖かった思い出がある。怖いというよりは心臓に悪いだな。人間的な怖さである。(アクティブなお化けが、いつまでも追っかけてくる)
 あと、ここの目玉は”ぐるぐるコースター”なるジェットコースター。なんと、二人掛けの車両が、走ってる最中に気ままにぐるぐる自転するのである。ジェットコースター自体のスペックは平凡以下なのに、発想ひとつでここまでエキサイティングになれるとは。
 あと、思ったのだが、最近は若い女性もだぶだぶのズボンを下げてはくのか。それとも、この地域だけか。個人的(オヤジ的)にはメチャメチャかっこ悪いと思うのだが・・・。

5月9日 5500 通院日。特に変わったことなし。
5月15
  〜17日
  新居浜(愛媛)に出張。岡山から特急で2時間。駅前は寂れていて、岡山で早めの夕食を済ませておいたのは正解だった。出張先では貸切バスでの移動だったから、とにかくグリベックによる下痢が心配で、ホテルの朝飯も食べず、すきっ腹に正露丸を飲んで対応。何とか無事に済んだ。
5月23日 4200 通院日。血液の状態は問題ないようである。下痢、吐き気、湿疹、痙攣、むくみ等の副作用について、愚痴を言っても結局は我慢しなさいということらしい。ま、耐え難いほどのことでもないからいいか。
主治医は予約時間を守ってくれるので、仕事をしている身としてはありがたい。11時前には仕事場に到着できる。で、今日は会社の隣のグループの飲み会。なぜか自分も参加し、同僚が一人我が家にお泊り。彼はかなりの酔払いで、独身寮にいた時はよく遠くの駅まで車で迎えに行かされたものだ。
5月25日   キリンカップで、日本とスウェーデンの試合をテレビで観戦。秋田にゴンに、うれしいメンバーが出場していた。守りは森岡の復帰と秋田の加入で前より良くなった気がした。だけど、いつもどおり日本代表はそこそこテクニックもあって上手いんだけど、見てて点が入る気がしなかった。日本代表にもイギリスのオーウェンとか、スペインのラウルみたいなのが一人ほしいところだな。このままだと冷静にみて、予選突破は難しそうな気がするな。点取れなきゃな。
5月31日    環境計量士(濃度)の合格発表の日。官報のHPで発表になるとのことで、出社早々アクセスしてみた。番号があってやれやれだ。会社から5万円もらえるが、経費は参考書代、受験費用等含めると10万円はかかってるだろうな。ま、もらえるだけ良いのだが。
 試験合格だけでは環境計量士ではないらしく、筑波くんだりまで泊りがけで1週間の講習を受けて初めて登録可能になるらしい。講習費だけで10万円程度。会社的には、すぐに行って来いという話しにはならなそう。
6月2日    表参道で、会社の同僚の結婚式。朝6時起きで表参道へ。11時過ぎに到着。
披露宴は高級レストラン。相手方が女医さんとのことで、新婦方はハイソ集団だった。同僚は自分並みの安月給なのに、ずいぶん張り込んだ感じ。主賓の挨拶では、新婦のことをべた褒め。うちの上司ももうちょっと気を使ってほめてあげれば・・・、という感じ。
披露宴の食事を残さず食べたのは、今回が初めてではないだろうか。ワインもなんか高いやつみたいで、味がわかるわけではないが、美味しかったな。
帰りは羽田から飛行機で帰った。夕方6時からイングランドvsスウェーデン戦があるが、帰宅時間が果たして後半に間に合うかどうかというところだったがなんとか間に合った。
しかし、久しぶりの披露宴出席だった。そろそろ友人もいい年だし、売れ残りも数えるくらいになった感じだが、今年はあと3件もあるよ。
6月6日 4800  通院日。何の問題もなく、診察時間は1分位かな。病院へはグリベックをもらいに行くついでに血液検査をする程度の感覚。もう少しすると規制緩和で1か月分の処方が可能になるらしい。
6月20日 4800 今日は通院日。出社は11時フレックス。最近はワールドカップで15時フレックスの日が多いので、チャラにするための残業がたまっている。
6月22日   娘は得意げに歩いている。髪も結べるくらいに増えた。

 韓国-スペイン戦をテレビで観戦。実況アナウンサーはあからさまに韓国びいき。それに、審判の判定も韓国びいき。スペインの1点目(のはず)のシーンは、いったいどこがファールだったのだろうか?スローで見ても首を傾げてしまう。延長で、モリエンテスが決めたはず点も、明らかにラインは割っていなかった。スペインがかわいそう。
 審判のレベルが、まるで草サッカー程度なのにはびっくりだ。韓国が活躍したという快挙に合わせて、水を差すような問題がついて回りそうで少しがっかり。
トルコはよくがんばりました。

6月29日   ボーナスも出たことだし、家族で近くの沖縄料理屋へ。とは言いながら、実は飲み屋。せまい座敷一間で、前が舞台になってて、沖縄民謡のライブがあったりする。
 実は、以前行ったときにすごく美味しかった”島らっきょう”を目当てに行ったのだが、入荷してないとのことで若干がっかりだったが、ゴーヤチャンプル、ミミガー(豚の耳の酢の物)、パパイヤイリチャー(イリチャー=炒め物)、スヌイ(沖縄モズク)のてんぷら、グルクン(色の綺麗な魚)の唐揚げ等、なかなかお目にかかれない食材と泡盛はやはり自分のお気に入りである。
娘は、親に似て、酒の肴系が好き。乾き物や、ゴーヤもいける。最近は人見知りが激しいが、店の雰囲気(音楽も)店の人(沖縄風の髪型をしている女性)にかなりかわいがってもらって、ご機嫌にしてた。
7月4日   平塚に出張。5時過ぎに仕事は終了し、そのまま柏の実家へ。しばらく実家に帰ってなかったが、父親が隠居して平日もうちにいるのは違和感があるな。父親はいつも背広着て働いているイメージがあったからな。
7月5日   午後から川崎に用事があるため、午前中は、用はないのに四谷の本社で時間つぶし。川崎の用事は5時30分に終了し、そのまままた実家泊。
7月6日   横浜で大学時代の友人の結婚式。
道に迷い、数分の遅刻。
暑かったが好天にも恵まれ、屋外の式場で新郎新婦はよく映えていた。普通の披露宴とはちょっと異なったアットホームな感じは、なかなか手作り感が漂っていて良かったと思う。
自分は大阪だし、なかなか会えない仲間に会えたし、久々に楽しかった。3時ごろ披露宴が終わり、その後ランドマークタワーのビヤホール、桜木町の居酒屋を経て9時前ののぞみで12時過ぎに帰宅。
7月7日   神戸で会社の先輩の結婚式。挙式は12:10からだったが、受付を頼まれていたから11時過ぎに新神戸のホテルに到着。自宅から1時間くらい。ちょっと早すぎた。
今日は余興で上司に頼まれて一緒にライオンハートなる歌を歌うはめになってて、オリジナルをあまり聴いたことないので「まずいな」と思っていたが、余興一発目でまるっきりしらふであるのも手伝って、予想は的中した。
帰り際に酒飲み上司に誘われたが、疲れていたので珍しく断った。(断って正解。夜中の12時ぐらいまで飲んでたらしい。)
 しかし、今週末はなかなかハードだったが、大して疲れることもなくなんとかなった。グリベックのおかげだ。IFN打ってた頃だったら、ちょっと無理だっただろう。
7月13日   8月にフィレンツェに家族で旅行する予定で、今日はそのときの機内持込用のリュックサックを買いに朝から梅田の石井スポーツへ。予想以上に高くて躊躇したが、ボーナスもでたし、奮発してみた。(いつまでもあると思うなよボーナス)
帰りに本屋に寄り、ベトナム料理屋で昼飯を済ませ、食料品の買い物して2時過ぎに帰宅。
7月15日   仕事中に怪我をしてしまった。ガラス管になかなかゴムチューブが入らずかなりイライラしながら仕事をしてたせいである。左中指の真ん中辺りをブスッとやってしまった。行動があまりにお粗末だったので、周りに気づかれないように、傷口を圧迫して何とか止血。で、実験用のラッテクステープを巻きつけて、とりあえず仕事を継続。廊下ですれ違った人にも何事もなかったように笑って挨拶・・・。誰にも知られず定時に退社して病院へ。3針縫われた。左利きの自分としてはちょっとつらい。このまま知られずにすむかどうか。今後は気をつけよう。
7月18日   薬を取りに病院へ。途中の国道43号線でトレーラーとワンボックスの追突事故があり、そのせいで渋滞。いつもの倍近くかかった。会社には10時出社。
7月19日   今日からあさってまで、朝から夕方までカミさんがいないので、会社を休んで娘と留守番。
母親がいなくて泣き叫ぶかと心配していたが、娘は終始ご機嫌。朝飯食べて、ちょっと離れた公園へ散歩。歩き疲れたみたいで、帰ってきて10時半から1時ぐらいまで昼寝。その後、近くのうどん屋で味噌煮込みうどんを2人で食べた。聞き分け良いし、思ったより自分の時間が持てたな。
明日に自信。
7月25日   近所の神社のお祭りに行ってみた。今日は天神祭らしいがそれと関係あるのかな?
出店がいっぱいでたくさんの人出で娘ははしゃいでいた。肝心の神社付近には人はまばら。
最近は金魚すくいが300円もするのか。で、金魚入れるビニール袋は別途100円らしい。馬鹿らしすぎて笑える。でも、もう少しするとうちの娘もこういうのやりたがるのかもな。小遣い1000円ぽっちじゃ足んないとか言われそうだ。とはいうものの、折角行ったから、くじみたいなやつをやってみたら、トナカイのかぶり物が当たった。ん〜嬉しくないな。
8月3日   今日は朝から買い物とか色々忙しくて、午後から修理に出していたPCルーターの受取と、1ヶ月に1回の髪切り。最近は”床屋”ではなく、”美容院”だ。進歩したものである。
床屋も一緒だが、店員にしゃべりかけられるのがあまり好きじゃない。むこうの話題に笑って答えてるが、なんで客である自分が気を使って話をあわさなければならないのだろうと思ってしまう。
自分の隣で髪切られていた同じ年齢くらいの男性の客が店員と”らくだ”について話していた。
 客 : ラクダのこぶの中身ってしってる?
 店員(若い女性):あっ、知ってる知ってるぅ。水だよね。
 客 :なんだ知ってたんか〜。
おいおい、それはないだろとは思ったが、黙ってた。
8月8日   明日から、子連れでイタリア。帰りは16日。
8月22日 4700 1ヶ月ぶりの通院日。病院のシステムが変わって、診察の予約とか薬の処方とかもすべてオンラインになってた。採血室でも診察カードをピッとやるだけでよくなった。主治医に「便利になりましたか?」と聞いてみると、「パソコンの操作を覚えるのがなかなか大変とのこと。そのせいかわからないが、今日はすべてスムーズで9時20分に病院を出れた。
8月24日   市立中央図書館へ行った。で、7冊借りる。受験勉強してる人、社会人、マンガ読んでる子供&大人とか、結構みんな利用してるんだな。自分も最近気づいたが、インターネットで予約できるし、家の近所の図書館までもってきてくれるし、本の数も莫大だし、こりゃ便利。
8月29,30日   北九州と博多に出張。環境をテーマとした視察会。今回は自分も幹事だったから、諸手をあげて楽しめなかったが、スーパーゴミ発電、環境ミュージアム、エコタウン、某ビール工場の視察、宿泊施設等、好評だったようで一安心。帰りにビール会社のコンパニオンに美味しい博多ラーメンの店を聞いて寄ってみた。キャナルシティー(博多駅からバスですぐ)内。とんこつラーメンはそんなに好きではないのだが、ここのはかなり美味しかった。わざわざ行って正解。
9月2日   10月4日に会社の数人で、ゴルフに行く予定。毎年恒例になりつつある。で、クラブも古くなったし、ドライバーとフェアウェイウッドでも買おうと思って、HPで物色。中古でいいのを見つけて購入。
9月6日   今日は薬をもらいに病院へ行く日。で、先日買ったゴルフクラブが気になり、病院に行く前に家の近くの練習場で一汗かいてみた。本当に病人とは思えないまぬけな行動。で、やはり、結論としてはゴルフは道具ではないことが判明。
9月8日   ゴルフ練習場の無料レッスンというのを受けてみた。いくら数を打っても上手くならないのは解ってたからである。偶然なのかもしれないが、教えてもらったことが的中し、絶好調。でも、これが長続きしないのもすでに何度か経験済み。
9月14日   いつも昼飯後に飲むグリベックだが、今日は飲み忘れて夕飯後に飲んだ。最近は、食事後に飲み忘れることが多い。(飲まなかったことはないが・・・)それだけ、自覚が薄れているということだ。
9月20日 4700 通院日。今日の採血はやけに痛かったな。採血を担当する看護師さんはいつも7人ぐらいいて、今日当たった看護師さんの時はいつも痛い気がする。ベテランそうだし、多分、痛みと上手い下手は関係ないとは思うが、相性が悪いのかも・・・。
前に聞いたことがあるが、体表の感覚には痛点・冷点・温点・触点があるそうで、痛点が一番多いらしい。
痛いかどうかは、その痛点を刺激するかどうかとすれば、単に運ということになるな。

今日の、診療時間は、1分ぐらいかな。
先生:「どうですか」
自分:「絶好調です。特に問題ないです。」
先生:「お腹の副作用の方はでうですか?」
自分:「いつもどおりですが、ま、何とかなってます。」
先生:「そうですかぁ。なんとか大丈夫そうですね。そしたら2週間後に薬を取りに来て、1ヵ月後にまた診ますね。では、お大事に・・・」

薬の処方が1ヶ月になれば、病院へ行くのも1ヶ月ごとでよくなるのにな・・・。

9月28日   来月、国家試験。適当に勉強中。でも、この乏しい知識からのスタートでは今年はどうやら間に合いそうにないな・・・。ということで、ゴルフの練習へ。その後昼寝。ちょっと風邪気味で、咳がなかなか止まらず苦しい。単なる風邪だとは思うが、数年前に出張先で買った龍角散を飲んでみたら、ちょっとだけ楽になった。
10月2日   昨日は台風21号の関東上陸で大変だったみたいだが、大阪は台風一過で今日はいい天気。そういえば、台風一過(イッカ)=台風ファミリー(一家)と高校ぐらいまで勘違いしてたな。果たしてどんな一家なのか・・・。ちょっと考えればわかりそうなものだ・・・。
10月3日    薬の補給日。
10月4日   今日は会社の記念日で休み。で、会社の先輩、上司と6人でゴルフ。実は別に会社のコンペもあるのだが、そういうのに自腹を払って参加するのがちょっといやな?メンバー達である。
朝6時に上司が迎えに来てくれて兵庫の山奥へ向かい7時半に現地到着。毎朝下痢なので前の夜に正露丸を飲んでおいたが、効かなかった。もう少しゴルフ場が遠かったら、野グソの羽目になってたかもしれない。 
 1年ぶりのゴルフだが、今回は練習場で習ってみたし、ちょっと期待だったが、残念ながらスコアはいつもどおりだった。「本番は習ったことの1割もできないからな」と先生にいわれていたが、まさにそのとおり。走るのに必死だった。
10月12日   サラリーマンの田中耕一さんがノーベル賞受賞。昇格を見送りつづけ研究に没頭とのこと。こういう人は真の研究者だし、会社はもっと大事にしなきゃいかんな。ノーベル賞決まるまで、会社は彼の業績を知らなかったのかなぁ。
10月13日   今日の国家試験は断念。他にやらなければならない宿題ができてしまった。思うように進んでなかったし残念だが来年に延期だ・・・。
10月17日 4500

今日は通院日。「そろそろマルクやりましょか〜」とのこと。来月の通院時までに再来月にやる日にちを決めておきなさいとのこと。つまり、12月中旬あたりか。あ〜、いまから憂鬱だ。
 グリベックのおかげで、患者さんの多くはフィラデルフィア染色体が”0”になってるようだ。自分の場合は、グリベック投与3ヶ月で15/20→4/20に激減だったから、おそらく大丈夫なのだろうとたかをくくっているが、0になっても完治ではないところにこの病気のややこしさがあるのだ。

10月19日   土曜日なのに、なぜか朝から晩まで会社。
10月27日   昨日、今日と、朝から夕方まで娘とふたり。
 時間がたくさんあるので、郊外の電気屋へ、PCカードリーダーを買いに行った。いつもデジカメを直接USBでつないでデータを落としていたが、面倒だし時間がかかる。会社にあるPCカードリーダーを使ったとき、こりゃ便利ということに気づいた。USBのハブと併せて5000円程度の投資。
 買い物の行きしなに、大阪ドームの横を通ったが、いつも閑散としているのに、人がいっぱいだ。どうやらスマップのコンサート(たぶん。TAKUYAと書いてあるハッピを着た若いねーちゃんがいたから)があるかららしい。で、出店が出ていたが、今日の天気は冬型で時折吹く突風のために何軒かは風で破壊されていた。
 帰りしなにドーム内のいつも客のいないケンタッキーフライドチキンかサブウェーで昼飯でも食べようと思っていたが、今日は、道にパイロンが立ってて路駐できないようになってた。それに、駐車場は2000円/回という特別価格。夏の”海の家”の駐車場みたいだ。大阪ドームって儲かってないんだろーなぁ〜。

(夕方に近所の公園へ散歩 →写真)

10月31日   薬を取りに行く日。病院の管理システムが新しくなってからは、薬をもらうだけでも先生に会う。で、12月からといわれている、グリベックの1ヶ月分の処方OKについて聞いてみた。たぶん大丈夫とのこと。
11月2日   午前中に娘と買い物し、午後から牛のテールスープとポルチーニとベーコンのパスタをつくる。レシピはインターネット。所要時間は半日。
11月4日   神戸の王子動物園へ。予習ではゾウとシマウマとキリンが好きみたい。ゾウは予想どうりその大きさにかなり驚いていた。しかし、ライオンを見せても隣の子の持っているキティーちゃんが気になるし、ダチョウをみても、横でえさをつつくハトに気を取られていた。
11月8日   午前中は仕事で京都へ。大阪から京都は、在来線を使っても結構あっという間である。横浜と東京ぐらいかな。早く着きすぎてしまって、うどん屋で1時間ぐらい時間つぶし。
紅葉にはまだ早いみたいだが、大阪よりはやや寒い気がした。
11月9日   郊外のおもちゃ屋へ、”おまる”を買いに行った。
小学低学年のとき、長野市に約1年半程住んでいたが、長野の方言では「クソして寝ろ」のことを「クソまって寝ろ」と言っていたのを思い出した。授業中に、「先生、おしっこまりたいです」と言うふうに使う。”おまる”という言葉は、この”まる”という動詞から来ているのか?
 結局、おまるだけにとどまらず、ブロック、ボール、ぬいぐるみを買う羽目になる。

 夕方には久しぶりに沖縄料理屋へ。前が舞台になっている。5,60人ぐらい入れる座敷は満員。娘が沖縄音楽の生演奏にあわせて踊っていたら、舞台に連れて行かれた。人見知りもせず、ちょっと興奮気味。親は泡盛呑んで、沖縄料理を食べていい感じだった。

11月14,15日    京都→福井(芦原温泉)へ出張。ホントは14日が通院日だったのだが、出張があるのを忘れていて、土曜日に予約を取り直したのだが、そうすると薬が1日分足りなくなること(当たり前)を忘れていたので、ここ3日間は4錠のところを勝手に3錠に節約。
 銀閣寺の近くは、紅葉が大変きれいだった。夜は福井のホテルでたらふくカニを食べた。宿泊したホテルはワールドカップのメキシコ代表が利用したホテルで、自分の泊まった部屋には、ブランコ選手の写真が飾ってあった。特別うれしいわけでもないが・・・。ホテルの2階ではメキシコ写真展、バーにはいろんな種類のテキーラがいまだにたくさんおいてあった。みんなで大浴場で風呂入ったのかな?
11月16日 4700  通院日。12月12日にマルクの予約とのことでグリベック3ヶ月経過(今年の3月)以来だな。主治医曰く、期待持てますよ(Ph+が0)とのこと。でも、この検査は苦手。腰からお願いすることにした。
11月23日   娘と2人で買い物。雑誌と、食料品、プリンタのカートリッジ、エンジンオイルの交換。最初は元気良かったが、途中から熟睡。腕が疲れた。オイル交換はそういえば、1年ぶりだ。
12月5日   会社で最近ビリヤードがはやっている。ということで誘われて久々にやってみた。学生のころは、研究室の近くにビリヤード場があって、実験の合間に先輩と毎日のように行ってたな。
12月7日   新橋で友人同士の結婚披露宴があるから、朝9時ごろの新幹線で東京へ。自分の友人同士というのは今までで初めて。で、二次会も10年ぶりにあった人もいて盛り上がった。自分もそうだけど、みんな結構見た目が変わっていた。で、4次会まで行って、深夜1時ごろ柏の実家についた。実家に帰るのも久しぶりだ。
12月8日   帰りの大阪まで新幹線の切符を新橋のチケット屋で購入。つい「大阪までグリーン車一枚」と口走ってしまった。新幹線はしょっちゅう乗るが、実はグリーン車は今日が初めて。でも普通車の正規料金と比較するとプラス2000円くらいだし、この値段でここまでうきうきできるなら安いもんだ。グリーン車両はガラガラで、椅子も大きいしなんかリッチな気分に浸れると思ったのもつかの間、こんなに空いてんのに俺が座った横の席には4人の飲んだくれオヤジがデンと腰を下ろしてドンチャン騒ぎ。あ〜ついてない・・・。で、仕方ないので新大阪まで熟睡。
12月12日 4500  今日はマルクの日。診察は12:00からで、その後先生の診察がすべて終了したあとにマルク。自分がマルク大嫌いなのは看護師さんも良く知ってて、「逃げないようにねぇ〜」と念を押された。処置室が満員だから診察室でやったが、隣の診察室にももう一人マルクする患者が待機していた。今日のエジキは2人か。
 今の主治医にマルクされるのは初めてだったが、麻酔の後、幹部をすりもみしてくれるのは気分的に安心だったりする。前の主治医は麻酔の後すぐにマルク針を刺すから、ホントに麻酔が効いているのかいつも心配だったな。(まあ、効いてないときは無かったんだけど・・・。)
 いつもながらすごく痛くて、手のひらは汗が垂れるぐらい冷汗かくし、、つい「いてててっ」とか言ってしまうのだが、隣の患者(同年代の女性)は終始無言。もしかして、こんなに恐怖してるのは自分だけなのだろうか?例えるなら自分の場合、マルクは、10mのジャンプ台からプールに飛び込むのと同じぐらいいやだし、採血100回の方がまだマシだな。だれかこの検査に変わる楽な方法を開発してくれぃ。
 検査の結果は1ヶ月後。

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