レガシィアウトバック(BP9)のカーオーディオいじり
・内張りの剥がし方
写真は助手席側のドアです。
@ ドアミラー裏の部品を手で引っ張ってはずす。(写真-1)
A ドアロック部分のカバーをマイナスドライバーでこじってはずす。傷がつかないように、金属部分は布やガムテープ等でカバーしておく。(写真-2)
B カバーをはずすと、隠しネジがあるのではずす。(写真-3)
写真-1 写真-2 写真-3
C ドア内側ハンドルの上部を内張りはずしをこじ入れてはずす。(写真-4)
D ハンドル、上部と下部に各1本ずつ留まっているネジをはずす。(写真-5,6)
写真-4 写真-5 写真-6
E ドアと内張りの隙間に内張りはずしを差込み、内張りを徐々にはずす。内張りとドアは2,3本の配線カプラおよびドアロックのワイヤが接続されているので、まずは、あくまではずすだけ。
F ドアロックとレバーと連動しているワイヤ2本をはずす。(写真-7)
G ドア内部と内張り(自己流でデッドニング済み)。(写真-8、9)
写真-7 写真-8 写真-9
・車買換え(2005年7月)
アルテッツァを下取りに出し、レガシィアウトバック2.5iを購入。アルテッツァについてたオーディオ一式は取り外したが、フロントのミッドSP(FOCAL130KP
)はアウターバッフル化してたから、さすがにはずせなかったのでそのまま。
新たなシステム構築として、フロントマルチ用のアンプをaudison
SRx4からLRx4
に交換。フロントTW(130KP用の)はオークションで売却し、新しいスピーカーとして、ソニックデザインのTBM-2577A新古品をチョイス。このスピーカーはボックス付のため、車のドア空間やデッドニングの良し悪しに左右されず、店で聞いた音をそのまま持ち込めるメリットがある。しかーし!、トレードインということで、簡単に取り付けできると思ってたら、レガシィアウトバック(BPも同じ)のフロントドア開口部(φ138mm)に対してTBM2577Aの取り付け概寸はφ149mmと約1cmを大きいではないか!!トヨタ車とか日産車には問題なく付くのに・・・。金バサミで新車のインナーパネルを切るのも気が引けたので、仕方なくオークションへ出品。残念。
で、やっぱりFOCALにしようということで、以前の130KPの1ランク上の136w(utopia)に決定。
・レガシィアウトバックにオーディオ移植(2005年7月)
フロントスピーカーをFOCAL136wに変更.スピーカーのネジ止めのサイズは130KPと一緒だった.(知らなかった)
インナーバッフルはシナ合板で自作.スピーカーが納まっているドアの内側は,音抜けが悪そう.
いつか,またアウターバッフルにしてしまおう.
今回はインナーバッフルを若干スラントさせたため,ドアパネルと干渉しないように合わせるのに結構戸惑った.
・安定化電源の設置(2005年11月)
SVRのバッテリーだが,供給電圧が12V程度で,大音量のときは電圧が低下して,アンプが止まってしまうことがしばしば.そこで,ヤフオクで発見したアキュボルトの安定化電源を格安で落札できたので,設置してみた.結果,14.6Vで安定.アンプの挙動も安定.音も力強くなり,はりがでてきた.
しかし、ある程度の音量にすると、中低〜中域にかけて、音が若干にごっている。フロントmidまわりのドアパネルがかなりビビっているせいだろうな。インストール時に、ドア鉄板部分は一所懸命にデッドニングしたけど、インナーパネルの防振処理は、ちょっと疲れて手を抜いたからな。また、いつかちゃんとやろーっと。
・プロショップを覗く(2005年12月)
新車に自ら手を加えてアウターバッフル化するのはちょっと勇気がいる。で、近所で評判のよいカーオーディオプロショップを覗きに行ってみた。フロントmidドア二枚分施工で、8〜10万円とのこと。「は〜そうですか〜」と言いながら、そんな金はやはりないな。
また自分でやってみるかぁ??今は寒いから春だな。
・再びプロショップを覗く(2006年2月) 前回と同じプロショップ(zerobitさん)で、現状の状態で音を聞いてもらった。
やはり、フロントミッドの音が真横に抜けてるのがまずいとのことで、アウターバッフル化で音場を上げるのが有効とのこと。TWは現状Aピラー横のままでとりあえず問題ないのではとの回答。
DIYも実は金がかかるし、インストール代金は今後の勉強代ということで、今回はプロにすべてお願いすることとした。内容は、安全上の観点から配線の見直しと、デッドニング見直し、フロントミッドをしっかり鳴らすためにアウターバッフルを依頼。
結局、デッドニングは特に問題なしで、最終的には全配線見直し、アウターバッフル作成を依頼することに。
もう少し暖かくなったら、中を剥がして写真をアップ予定。
(依頼結果)
・アウターバッフル化の効果
以前はmidの音がやや下で、その分TWを絞ってmidに合わせてたのが、施工後はmidの音場が上がったことで、適正化したと思う。まさに、目の前で元ちとせが歌っているかのようである。
下表は、PJG-H701Hのプロと自分のセッティング。
大きく違ったのは、SWとmidのクロスオーバーの設定。SPカタログ値を参照した自分の設定値(midハイパス:90Hz、30dB/oct、SWローパス:90Hz、30dB/oct)に比べ、プロは(midハイパス:50Hz、12dB/oct、SWローパス:45Hz、12dB/oct)と、midにより多くの帯域を分割してた。聞いた感じは、11.5cm程度のmidなのに、カタログ値よりも低域がよく出ており、そちらの方がより自然でつながりgood。
・アウターバッフル取り外し観察(2006年5月6日)
プロショップでやってもらったアウターバッフルを取り外して内部を観察。仕上げはさすがプロショップである。が、自分でできないこともないかも。あと、いまいち音抜けの悪そうな部分もあり、ヤスリで、ごしごし、内部を削って修正。