◆日記12 (平成17年12月28日〜)

日付 白血球数 日記
2005年12月28〜31日    福島のアルツ磐梯スキー場に3泊。
初日の朝8時に、喜多方に到着。で、坂内食堂の肉そばを初めて食す。夏休みに訪れたときは長蛇の列で食べ損ねたが、今回はガラガラ。今まで食べた喜多方ラーメンに比べると、スープが透明で醤油というよりは塩ベースという感じ。麺が見えないぐらいに豚バラチャーシューが乗っててボリュームは満点かつ、油抜きがしっかりされているようで、脂身の部分はゼラチンのようで美味かった。だが個人的には醤油色の強いそばが好きなので、恐らくもう行かないと思う。

 今シーズンは例年に比べて積雪が多い割りに、訪れた3日間はまずまずの天気。雪質はアスピリンスノー。今回で娘もかなり上達し、中斜面ならボーゲンで降りてこれるようになった。 

 宿泊はスキー場前の磐梯温泉ホテル。3泊の夕食は、電磁調理器持参で自炊。
 見つかったら間違いなく怒られるだろうが、格安な上に無論部屋食だし。混んだスキー場のホテルの夕食は、時間を区切られたバイキング形式が多く、席に座ってから夕食に口を付けるまでにかなり時間を必要とする飲兵衛ばかりな我家の場合、これがまた極楽なのである。

2006年元旦 皆様、あけましておめでとうございます。
 撮り貯めたDVの編集とDVD焼き、音楽CDの編集に没頭。正月のような暇なときにしかなかなかできない作業。
1月4日 仕事始め。
しかし、朝方調子が悪く、38度の発熱。一応く出社するもお昼前にギブアップで帰宅。
夕方にかけてますます悪化。病院で診察の結果、インフルエンザA型に感染と判明。タミフルを処方してもらったが、夜中に40度を超え、かなりきつかった。家族からは隔離される。
1月7日 やっと平熱。と安心したのもつかの間、娘が高熱。カミさんと娘から非難の目が・・・。
2月1日 会社の帰り、走行中に右リアのタイヤが突然バースト。タイヤのサイドウォールが回転方向と垂直に3センチほどカッターで切ったようにきれいに割れてた。会社から10キロ地点の出来事だったので、いたずらとは考えにくい。トレッド部分が無傷なのを考えると、道端に落ちたものを踏んだ可能性も低い。右側だから縁石もないし。スタッドレスタイヤ買ってまだ1000キロも走ってないのに〜。
購入した量販店経由でJATMAに原因調査の依頼中。
2月3日 gleevec.jpg (135062 バイト)通院日。
前回から、処方されるグリベックがカプセル(写真上)から錠剤(写真下)に変更。大変飲みやすくなった。

 今日は、今後の治療方針について主治医と長めの雑談。耐性の可能性は米国で10%程度で、日本ではインターフェロンのときもグリベックも、米国に比べると遺伝子的に耐性ができにくいらしい。
 しかし、耐性の有無は、分裂する細胞(骨髄液)のみから判断できるようで、1年に1回、誕生月にマルクを実施することとなった。
 ま、仕方ないか・・・。7月はマルク・・・だ。

 前回主治医から、グリベックを飲み続けても治らないという事実が数理学的に証明されたという話について、詳しく聞いてみた。
 グリベックを服用している多くの患者さんから判るように、大多数の患者さんは細胞遺伝子学的寛解に至るようだが、服用初期に異常細胞が減るスピードが迅速な割に、長期服用してもなかなかゼロにならないという臨床結果は、グリベックが成熟した異常細胞のみに作用していて、実は異常細胞を生み出す部分にはなんら関わっていないというモデルを考えると、うまく説明できるのだそうだ。
 
 年をとると移植成功の可能性は減るが、移植可能ぎりぎりの年前後になって、耐性ができたら最悪だな・・・。
2月23日 19日にカーオーディオプロショップに車を持ち込み、配線とフロントSPのセッティングを依頼で本日作業終了(詳細)。
2月26日 2月初旬ごろメールの送受信で、自宅のPCがウィルスに感染し完全にダウン。種類は@bagle.genとかいうトロイの木馬型。いきなりウィルスソフトのポップアップが立ち上がり、「ウィルスを検出したから削除するか」というから、「削除」をクリックしたら、「削除できません」となり、次のポップアップで、「感染してます」だそうだ。なかなかよくできたウィルスで、診断ソフトとか駆除しようと試みると、ディスプレイがOFF、キーボードとマウスは受け付けなくなる。セーフモードでかろうじて立ち上がるが、立ち上げ初期画面に”!”がオンパレードで、アルファベットがところどころ書き換えられている状態。ということで、今日までPC壊れたまま。

 仕方ないので、OS再インストールするもNG。HDDを全部引っこ抜いて立ち上げてもNG。メモリーをさしなおして、やっと直った。無駄な時間を使う羽目になった。ほんと、腹立つよ。

3月31日 7100  本日通院日。処方箋は今回からまた2か月分に逆戻り。
4月21日 モバイルPCをネットで衝動買い。パナソニックのR4。冷却ファンがないので、稼動時の音がほとんどない。バッテリの持ちは思った以上に便利。だが、家の無線LANでは、使用後しばらくすると通信が途絶える不都合があり、ちょっと理由がわからない。何でかな?
4月29日  GW初日。遠出の予定なし。早起きして船橋三番瀬へ潮干狩りへ。駐車場代500円に加え、入場料は大人420円、子供210円。採ったカイは、600円/kg。その隣の有料ではないところでは、ほとんどアサリがいない(シオフキガイはたくさんいるが・・・)ので、撒いているに違いない。9時半からお昼までで、2.7kgの収穫。無料の場所にもたくさんいるシオフキガイは、アサリと違って砂抜きができないという難点があるものの、うまく処理できれば掻き揚げや佃煮の原料にも使用されるらしく、味は良いらしい。ま、有料の潮干狩りでは勿体無くて採れないけど・・・。
5月2、3日 横浜中華街へ。10年以上ぶり?だな。
渋滞もなく、車で1時間くらい。桜木町のワシントンホテルで1泊。初日夕方にホテル到着後、上海料理の四五六(スーウーロー)菜館(別館)へ。注文は、海老のマヨネーズ和え、コーンスープ、渡りガニのピリ唐炒め、乾燥豆腐と海老の炒め、シュウマイ、おこげ料理、老酒1本。味付けは全体的に甘め。どちらかというと、上品な味付けで女性向きかな?個人的にはちょっとインパクト不足。

  2日目は、大きな観覧車のある遊園地へ。その後またまた中華街へ。ものすごい人出で、どの店も大行列。回転のよさそうな大きなお店が早く食べられそうで、菜香本館へ。1時間待ち。ここは広東料理の有名店。蟹肉入りチャーハン、牛バラ肉麺、空心菜の蟹ミソ炒め、中国豆腐を注文。ここはなかなか美味しかった。
5月5日  家族を連れて釣り。検見川浜へ。実は、全くの初心者。竿は、昨日買ったばかり。
投げ竿とサビキ釣りをやろうと思って、目的地近くの釣具屋さんへ。「今の季節は投げても釣れないよ、サビキでカタクチイワシだね」ということで、投げ竿にもサビキ仕掛けをつけて、2本で突堤へ。家族連れやら、犬連れやら、オヤジやらで結構な賑わい。快晴だが、風が強くて結構寒い。まわりではイワシがつれているが、なかなか初心者には釣れないな。そしたら、教え好きなオヤジが寄ってきてくれて、懇切丁寧に講義が始まり、仕掛けと錘をいただき、結局、イワシ25匹、サッパ2匹の釣果。娘も4匹釣った。その場でさばき方も教わって、氷で絞めて帰宅。てんぷらにしたが、かなり美味。おじさんありがとう!!またまた、新しい趣味ができた。
7月21〜
23日
IMGP0226[024].jpg (311186 バイト) 鴨川へキャンプ。梅雨明け前だし、各地の豪雨被害がl気になるところだが、キャンセルするのも金がかかるのでとりあえず行くことにした。
 朝7時に出発して、3時間程度で到着。案の定雨。しかも到着早々タイヤがパンク。あ〜ついてない。ましてや刺さった部位的に修理不能。応急タイヤで走る羽目に。2月にも修理不能のパンクを経験し、精神的、金銭的に結構まいる。最近は道に落ちてる釘が気になるし。運転自体が怖い。

 気を取り直して、夕食は、豚汁とさざえのつぼ焼きとあわびのステーキ。七輪で焼くとなかなか美味。
 2日目まで雨はたいしたことなかったが、最終日の夜は集中豪雨で、夜中の3時にタープが崩壊。みんな気づかずに寝てるから、一人でせっせと修復でずぶ濡れ状態。
7月26日  年に1回のマルクの日。現在の病院では初めて。ちょっとは慣れたものの、いやなものには変わりない。
昼前に採血し、3時からマルク。結局採取は4時からで、安静時間は1.5時間。施術前後に体温、体内酸素濃度、血圧を測ってくれてた。前の病院では安静時間は30分で、他の測定は無かったのに比べると、かなり丁寧かつ慎重。

 でも、現在の病院に移って、医療費がかさむようになった。原因は治療費と処方箋が分離されたから。世の中の流れということで仕方ないかなと思うが、統一されていないというのは解せない。貧乏人には結構重要なファクターなので今度ちょっと相談してみよう。
8月15〜21日  ベトナム-ニャチャンへ。
12月3日 年末は志賀高原へ行く予定.最近はネットで現地の映像を見ることができる.現地は雪降ってるようだが,まだ積もってるとはいいがたい状態.今年も暖冬で,現在の冬型は長続せず,12月中旬からは暖かい日が続くと天気予報で言ってるのがちょっと気になるな.
12月27〜30日 日が変わると同時ぐらいに自宅を出発.行く先は志賀高原の発哺温泉.志賀高原には何度も行ってるが発哺宿泊は初めて.出発と同時に小雨.今年は暖冬傾向で天気予報ではこれから明日にかけて太平洋沿岸を低気圧が通過するため,北日本でも本格的な雨で,その後猛烈に発達した低気圧のせいで,強い冬型で北日本は大荒れという予報.なんかついてないなと思いながら,下道で9時過ぎに現地同着したが志賀高原なのに結構暖かい.気温は高めで0℃程度.ちょっと標高の低い丸池付近は雨だったが発哺は重い大雪.積雪は一応真っ白だけど,せいぜい40cm程度かな.家族がいなければ,絶対滑ってないが,仕方なく準備して,滑りたくて仕方がない家族を連れてゲレンデへ.しかし,リフト支柱にリフトゴンドラがぶつかるほどとんでもない強風で,生命の危険を感じたので,半日券買ったのにリフト1本で断念.
 次の日も大雪.まだ気温はそれほど低くはない.朝から発哺→一ノ瀬→寺子屋→東館→ぶな平→ジャイアント→蓮池→丸池へ.帰りは蓮池からロープウェーで高天が原に戻り,東館から帰宿.娘はゆっくりだけとどこでもひとのてを借りずに降りてこられるほどに上達して,こちらとしてはだいぶ楽になった.でも,疲れる前の休憩時期が非常に大事.間違えると地獄である.
 次の日は焼額方面へ.山頂の気温は-17℃.吹雪.自分は最初からやる気ゼロ.娘は褒めすぎたのもあり,やる気満々.カミさんも結構体育会系.ああ〜勘弁してくれ〜〜.
 このスキーで娘はかなり上達.恐怖心もなく,子供は恐るべし.
1月22日 年末にノロウィルスにやられて,1週間ほど,ほとんど食事できずだったので,その間グリベックは飲めず.本日通院日.実は9日の通院をすっぽかしたから.ノロウィルスにやられなくても,薬は有り余りぎみ.
 10時半から診察で,病院を後にしたのは11時ごろ.一昔前では考えられないくらいほんと,スムーズなシステムである.診察結果はいつもどおり.折角だから主治医に色々質問してみたら,思ったよりも色々教えてくれた.以下内容要約.

・新薬について
 グリベックの次なる新薬が開発され,現在日本で治験中.グリベック耐性に効果ありで遅くとも2,3年後には使われ始めるだろうとのこと.グリベックは当初の評判と異なり,副作用が多数報告されており,その原因は異常タンパク以外にも親和性があるからだそうで,新薬はCML特有の異常タンパクに強く作用するとのことで,副作用軽減にも期待できるかもとのこと.
 詳しくはノバルティスのHPに出てました.

・JALSGのグリベック減量プロトコールがスタート
 グリベックで良好な結果の患者対象に,グリベック投与量を徐々に減らして経過を観察する試みがあるとのこと.ま,自分は参加する気はないけど.

 しかし,医学の進歩にはいつもびっくりさせられる.ホントにいつか完治するかもと思えてくる. 

 

 

 

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